WesEggのブログ

アラサー女 受口を歯列矯正で治療→15年後顎変形症治療の治療開始まで

手術の後遺症について

顎変形症の手術から約10カ月経ちました。

以前から度々言及していますが、左の下唇と下顎に痺れの後遺症があります。 その内治るかなーと思っていたのですが、あまり変化もなく、恐らく一生残ると思われます。

術前より先生からオトガイ神経とオトガイの距離が短い上に骨が右側に比べて薄いので痺れの後遺症が残る可能性があることは 散々言われていたので、特に驚きも悲しみもないですし、そのリスクを負ってでも手術したいと思ってやったことなので後悔もありません。

ですが、やはり皮膚のひきつる感じが気になる時もあり、複雑な気持ちになることも多々あります。 理解しているのに気持ちが追い付かない。人間って不器用な生き物だなーとつくづく思います。

ですが、やはり手術前に死ぬ程考えて決断したことなのでほぼ割り切れています。 現実から目を逸らさずに悩みぬいて良かったなぁ・・・。 このまま手術せずに生きることと、手術して後遺症が残ったり最悪死ぬかもしれないことを天秤にかけた時に、 手術せずに生きることは精神的な死と同じことだと思ったんです。 恐らく、このことを他人に話せば否定されますし、そのままでも十分だよ、などと励まされるのでしょうが、 植え付けられた価値観はそうそう変えられないもので、結局自分がどう思うかですよね。 いや、この先何十年もすればありのままの自分を受け入れられるようになるのかもしれませんが、 短い人生でそこまで待ってられませんし。 この社会が植え付けてくる価値観というものの罪深さを感じます・・・。 こーんなに悩んで、その価値観がばかばかしいと思えているのに、いざ自分のこととなるとその価値観の呪縛から抜け出せないなんて。

話は逸れましたが、手術の後遺症は誰にでも起こり得るので、それを踏まえた上で死ぬ程考えて覚悟を決めることが重要なのだと改めて感じました。

ボルト除去の手術も2月に決まり、治療も終盤に差し掛かってきました。 長かった・・・・。でも終わりは必ずあるものですね。 何事もなく除去手術が終わることを祈るばかりです。