WesEggのブログ

アラサー女 受口を歯列矯正で治療→15年後顎変形症治療の治療開始まで

しゃくれイジリとイジメの考察①

表題の件、前から書きたいなぁとは思っていたのですがなかなか踏み出せませんでした。 ですが、自分の人生においてこの問題は切っても切れないので、自分なりの考察と思いを書いていこうと思います。

ただ、単にしゃくれだけの問題ではなく、世の中に散見する容姿差別の問題でもあると思うので、 その辺りのことも今後は触れていけたらと思います。 その為には、差別の歴史を紐解いていく必要があると思うので、文献等できちんと調べていきたいとは思っていますが、 どこまでちゃんと出来るかは不明です。。。

1回目の今回は、考察というか、メディアに見られるしゃくれイジリ・イジメを助長するコンテンツに関して私見を述べたいと思います。 最近、というか大分前から気になっているコンテンツでいうと、「シャクレルプラネット」というガチャガチャの玩具。 これ見た時、本当に、もう、居た堪れなくなりました。

なぜかって、、、、これをネタにイジられたりイジメられる人達(特に子供)が大勢いるんじゃないかということと、 もし、自分が学生の時にこれが流行ったら、確実にイジメのネタにされただろうな、とゾッとしたからです。。。

巷ではかなり流行っている様で、売り上げ個数が1,000万個突破したとか書いてある記事を読みましたが、 それに伴って、私と同じ様なイジメを助長するんじゃないかという意見がネットに溢れている、と思って検索したのですが、 思ったよりすごく少なくてビックリしました。。。 もちろん、その様な指摘をしている人も沢山いたのですが、公式的な記事や開発者のインタビューにはそれを懸念することが 一切書かれていないことに驚きました。(当たり前かもしれませんが。。。) ただ、開発者の方々自身も反対咬合で、「しゃくれ」ており、その自分達の特徴をかっこいいイメージにしたい、という思いから開発に至った、 とのことで、全く無知な人達が面白半分で作った訳ではない、というのは理解していますし、彼らの思いも多少は分かるのですが・・・。

現実問題、この病気のことを世間は「良い個性」として認知してくれておらず、多くの場合は侮蔑の対象とされ、 病気の当事者達の自尊心は傷つけられてしまうことも少なくないと思います。

じゃあ、この製品が、世間に「良い個性」として受け入れてもらう為の媒体となり得ているのではないか、については、 100%否定出来ないものの、私見としては、「イジリのネタ」「笑いの対象」として印象付けるものになっており、 そうではない、例えば、小顔だとか足が長いだとか、そういう肯定的な個性として印象付けるものではない、と思います。

ですので、それをバネに笑いのネタや個性を確立出来る人にとっては良いかもしれませんが、そうではない人も大勢います。 特に、女性にとっては酷な話ではないでしょうか。。。

そもそも容姿で個性を他人に決められるなんて、おかしな話ですよね。。。 これも種々のメディアによる洗脳の賜物だと思いますが。。。

シャクレルプラネットの全てを否定したい訳ではないのですが、こういう物がイジメを助長し得るということや、 なぜしゃくれが侮蔑的な笑いの対象とされるのかを、「ただ面白いから」という感覚的な感情ではなくて、 人類が築いてしまった容姿差別の観点から考えたりすること、そして、当事者達の気持ちを考えることも消費者には必要だと思うんですよね。 だって、消費することで、もしかしたら彼らも無意識的にイジメや差別に加担しているかもしれないんですから。。。

まとまりの無い文章となってしまいましたし、かなり私見が入ったので、「考えすぎ」「そんなこといちいち気にしてたらキリがない」 等々のご批判もあるだろうというのは重々承知しています。

ですが、誰かの悲しみ、苦しみや犠牲の上で成り立っている事なんて間違っていると思うんですよ。。。 それが、例え99%の人にとって良いことであったとしても、1%の人がそのせいで苦しんでいるのであれば そんなこと止めるべきだと思うんです。 なので、この件に関しても、イジメられた当事者としては発信せずにはいられません。

ずっと思ってきたことを書き殴っただけなので、本当にまとまりがなく、意味不明な文章になってしまいましたが、 個人的には少しスッキリしました笑

次回からは、もう少しまとまりのある文章を書ける様に調査と考察をしたいと思います。